俺達最強。

ニュオリンズナンバー3。

連日マスコミが殺害強盗と騒ぐ。

依頼主居るもん。

特殊部隊任務だから。

依頼主のターゲット確認は、満遍なく調べたから任務は、失敗だけはない筈だった。

『強盗ギャング多いよね。』

『そうだな。』

そんな日常会話だけで、簡単にすませるのが、チーム組織の流儀だから。

ブレックファストのカリカリのフランスパーンに、ブルーチーズをタプリ入れたブルスケッタを頬張る。

コンフィポトフを飲みながら、大人で受け流す上司が頼もしい。

様々なマスコミが、事件を取り上げた。

マスコミでも俺達の痕跡はないから。


『次のニュースは』

七面鳥の如くアナウンサーが騒ぐ。


『ほら』

王子が優しい。

任務だし仕方ないさと、言わんばかりに優し王子。

フランスかあ。

エキゾチックに優しい男に、ホロリと涙目になる涙腺は弱い。

鴉の様な漆黒の長髪に、ブルーアイズがエキゾチック。

顔は整い韓流スター顔負けだし、甘い容姿と来たらフランスレディーがほっとかないだろ。


カタガガタピー


スマホを切りながら、ジョンソンが降りて来た。

チームのボスだ。

仕事は片付いたのだろう。

片や男前。

ブラウンゴールドの短髪ショート髪に、凛々しい眉と切れ長の瞳が険しいイーグルアイズダンディーな、リーダーは憧れる肉体美がありすげーひきりなしにモテるんだあ。

今日はフランス料理が賄いだけど、カロリーは和食が食べたくなるんだよな。