「うん。僕もリゼットをここに置いて寝たくなかったんだ。リゼットは人形だけど、人形じゃないから」
「ありがとうございます。その、一緒に居てもいいですか?」
ちゃんと言葉に出して言って、という先ほどのユベールの言葉が、さらに私を後押ししてくれる。それでも答えを聞くのが怖くて、パジャマをギュッと掴んだ。
「いいよ。実は僕もそうしたいと思っていたんだ。だから良かったよ。リゼットがそう言ってくれて」
「っ!」
こっちこそ、良かった。勇気を出して、言えて。ちょっとはしたないと思ったし、甘え過ぎかなって思っていたから。
そうしてユベールは上機嫌のまま寝室へ行き、ベッドの上に座った。すぐに布団に入らなかったのは、私の頭にあるボンネットに気づいたからだ。さらにいうと、ドレスにも。
「ありがとうございます。その、一緒に居てもいいですか?」
ちゃんと言葉に出して言って、という先ほどのユベールの言葉が、さらに私を後押ししてくれる。それでも答えを聞くのが怖くて、パジャマをギュッと掴んだ。
「いいよ。実は僕もそうしたいと思っていたんだ。だから良かったよ。リゼットがそう言ってくれて」
「っ!」
こっちこそ、良かった。勇気を出して、言えて。ちょっとはしたないと思ったし、甘え過ぎかなって思っていたから。
そうしてユベールは上機嫌のまま寝室へ行き、ベッドの上に座った。すぐに布団に入らなかったのは、私の頭にあるボンネットに気づいたからだ。さらにいうと、ドレスにも。