あやかは身体を横たえた。

潤一郎に抱かれているように感じて身体に熱りを感じた。

(潤一郎さん、大好き)

あやかは疲れを感じていたので、つい眠ってしまった。

その頃、リビングでは、お酒も飲んでいたので、天堂は潤一郎にくってかかっていた。

「あれ、社長、あやかさんはどこですか」

「疲れてたようだから、休ませている」

「なんで、あやかさんをデートに誘っちゃいけないんですか」

「お前もしつこいな」

「ちゃんと教えてください」

潤一郎は仕方なく天堂に話しはじめた。

「あやかは俺と結婚する相手だからだ」

「えっ?」

「お前に渡して溜まるか、絶対に手をだすなよ」

天堂は驚きの表情を見せた。

潤一郎の後輩たちはほろ酔い気分でマンションを後にした。

天堂はあやかを諦められない気持ちが強くなった。

そして、潤一郎とあやかについて調べはじめた。