私はハッピーエンドを望まない
ドラマ、映画、小説、漫画どれを読んでも最後は結局ハッピーエンドで終わる
そんなもの私は望んではいない
一ノ瀬透愛 (いちのせすあ)16歳高校2年生 東京住み
小学校3年生の時に両親に捨てられ東京の誰にも知られてないようなこの土地で祖母と2人で暮らしている
最初この地に来た時は見知らぬ人たち厄介者扱いする祖母と最悪だったけどもう慣れた
私の母は18の時に父に出会いそのまま家出して私を産んだらしい
ここはドがつくの程の田舎なので噂はすぐに回る
母が男を作って家出したことはここに住んでいる人達はみんなしてっていてその女が作った子がここで暮らしているということに祖母は気に入らないらしい
たしかに周りからはとてもいいようには思われてないことぐらここに来た瞬間から分かった
でも頼れる人もいないのでここにいるしかない
そこから7年間ここで特に夢もなにも持たず暮らしている