その夜、私は遅い夕食をす食べてからお風呂に入り、寝る準備を万端にしてから寧々ちゃんに電話をかけた。

「寧々ちゃ……」

「どうだった!? 鷹羽くんと話せた?」

 寧々ちゃんは勢い込んで尋ねてきた。寧々ちゃんには何も言わなくても、私のすることは分かっているみたい。

「うん。話せた。色々聞いたんだけど、寧々ちゃんには話せることと話せないことがある」