読みながら、大粒の涙が溢れ出した。

私の手紙は、気持ちは、ちゃんと君に届いていたんだ。

2年間送り続けていた手紙は、無駄ではなかった。

私たちは、共依存をしていた。

涙を拭いながら、便箋2枚目に目を通す。そしてまた、涙で手紙が濡れていくの。



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身を引くとか、迷惑とか、そんな悲しいこと言うなよ。

俺から離れるの禁止って言ったろ。

お前なしじゃ俺は死ぬんだよ。
俺なしじゃお前だって死んじゃうだろ?

本当に、謝罪の言葉と、罪悪感しかない。

それでもお前と一緒に生きていきたい。

だから、もう逃げない。約束する。

俺が帰るまで、待っていてくれないか?

愛の言葉は、会った時に直接伝えるよ。

ーーーーユウトよりーーーー