でも、さすがにこのままではいけないと思い、少しずつ働くようになって、だけどその時にはもう、病院で処方してもらったクスリなしでは生きていけなくなっていた。

今の仕事は、始めてから半年が経とうとしてる。でももう限界だった。

君がいないのに、何を頑張ればいいのか。
君に嫌われたら私は……。

仕事に行く気力もなくなっていた。

だから私は、今月いっぱいで辞めますと、上司に伝えた。

夏が終わりに向かってる頃、私は引きこもりに戻ってしまったのだ。

そして、仕事を辞め数日がたったある日の事、ポストを見ると手紙が1通。

私宛だ。差出人は……

裏を見て、自身の目を疑った。