「ユウトくんってほら、高校の頃から問題しか起こさなかったし。でも、レイナと付き合って、落ち着いてきたんだと思ってた。レイナ、本当に幸せそうだったし、だから安心してた。でも、もうやめたほうがいいよ?ユウトくんは人を殺したんだよ?しかも、暴力で。危ないよ」

友達も私を心配してくれてるのは分かる。だけど、ユウトを悪く言うのは許せない。

私は必死で、ユウトは優しい人だって事を話したけれど、誰も信じてくれなくて。

逮捕後、君は私に会いたがらず、私は強い孤独を感じるように。

人を殺した。それは事実でも、私は君を信じてる。君は確かに短気だけど、理由なく暴力は振らないでしょ?

私に優しかった君だって、本当の君だから。

君は、私に罪悪感があるのかな?罪を犯してしまったから。もしそうなら、そんな事思わなくていいよ。私は、どんな君でも愛してるって言ったでしょ?

私にとって何より怖くて嫌な事は、君と一緒の未来がない事だよ。君に嫌われる事が怖いの。