「紗菜ちゃん。」 私の大好きな声が聞こえて振り返ると私服の陽向先生がいた。 「陽向先生。 今日は時間作ってくれてありがとう。」 初めて見る先生の私服姿はほんとにかっこよかった。 「紗菜ちゃん今日は何時までに家に帰れば大丈夫?」 「そんなに遅くならなかったら大丈夫なので21時くらいまでなら大丈夫です。」 この時間が永遠に続いて欲しい。 そう思った。