「いいよ、今日は」

「ほんとに?」

「うん」

「そっか、またな」

ドアが閉まり3人になる。

「ねえ」「なあ」

みんな考えていたことは同じようで声が見事にそろう。

「確信は無いんだが、美月は何か…」

「うん、分かる」

どうやら潤も気づいていたらしい。

「なんというかね
闇に染っている目?みたいな」