*大切な御守*
結羽は、シマエナガのキーホルダーを掌に乗せ、亡くなっていた。
呼んだら目を覚まして、いつも通り「おはよう、お姉ちゃん」と笑顔で答えてくれそうな、穏やかな寝顔のまま。
結羽は、友人や身内に向けて、可愛い小鳥便箋で、手紙を残していた。
その中には勿論、結衣や結空の物もある。
『笑っててね、お姉ちゃん。それと、甘えたい時はちゃんと甘えなくちゃ駄目だよ。もし、お姉ちゃんに意地悪する奴がいたら、閻魔様にお願いして、地獄に落としす様、手配しておくからね』
結衣宛の手紙の一文。
つらつら三枚にも渡り、ユーモア溢れた結羽らしい言葉で、沢山、書き綴られていた。
可愛い妹からのラブレターは、結衣にとって、心強いお守りとなっている。
結羽は、シマエナガのキーホルダーを掌に乗せ、亡くなっていた。
呼んだら目を覚まして、いつも通り「おはよう、お姉ちゃん」と笑顔で答えてくれそうな、穏やかな寝顔のまま。
結羽は、友人や身内に向けて、可愛い小鳥便箋で、手紙を残していた。
その中には勿論、結衣や結空の物もある。
『笑っててね、お姉ちゃん。それと、甘えたい時はちゃんと甘えなくちゃ駄目だよ。もし、お姉ちゃんに意地悪する奴がいたら、閻魔様にお願いして、地獄に落としす様、手配しておくからね』
結衣宛の手紙の一文。
つらつら三枚にも渡り、ユーモア溢れた結羽らしい言葉で、沢山、書き綴られていた。
可愛い妹からのラブレターは、結衣にとって、心強いお守りとなっている。