なんか慌てて出て行っちゃった、、、

 あーあ部活中に倒れるなんてみんなに迷惑かけちゃっただろうな、、、

 「おまたせ。一応なんかあったときのために紹介しとこうと思って。こいつ俺の弟の翔太。今日優佳ちゃんの付き添いで一車に乗ってきたのもこいつだから。確か二人って部活一緒だったよね?」

 「は、花輪先輩、、、!?弟って、、、琉星先生の名字知らないからわからなかった、、、って先輩が付き添いでって、、、迷惑かけてしまってすみませんでした!!!!」

 「、、、、、、」

 「おい。お前もなんか言ったらどうだ。ごめんね優佳ちゃんこいつ無愛想だから。でも一応医学部に入ってるからなんかあったときは頼ってやってな!じゃあ俺まだ仕事あるから優佳ちゃんのこと翔太頼んだよー」

 せ、せんせー!!!花輪先輩と二人きりにしないでくださいよー!!!めっちゃ気まずいじゃん!!


 ガラッ


 あー行っちゃった、、、めっちゃ気まずい、、、 「おいお前体調昨日からだいぶ悪かったのに無理して部活に出てただろう。次からはそんなことを俺が見つけたらタダじゃおかないからな」

 「は、はい、、、あと花輪先輩が医学部だってことと琉星先生の弟だってこと初めて知りました。」

 「そりゃそうだろうな。俺自分からは言わねーし。それにいちいち学部なんて気にしてられないだろ。とてつもない人数いるんだからな」

 「それもそうですね。あと助けてくださりありがとうございました。」

 「そのことなら気にしなくていい。それに兄貴からお前の事聞いてたからな」

 「えっ琉星先生から、、、ですか?」

 「ああ。兄貴から今年多分吹奏楽部に目黒優佳ちゃんって子が入ると思うからその子が体調悪そうにしたり倒れたりしたら俺のところにつれてきてほしいってな」

 「そ、そうだったんですね。なんか私花輪先輩の印象変わりました。」

 「は?」

 「前までなんか無愛想でクールで女子とは話さなくていつも真顔な先輩だと思ってました」

 「くっははは何だお前その印象はw俺そんなに変な印象持たれてたのかよw」

 花輪先輩が笑ってる、、、!始めてみたけど笑うとなんか可愛いな