「今日は疲れたぁ〜」

 晩御飯を食べて、お風呂に入り、すぐに自室のベッドへダイブした。
 ずっと立ちっぱなしだったから、足が棒のようだ。
 今日は冬休みの宿題をやる気力もない。
 
 もうすぐ24日が終わっちゃうな。
 今年は圭ちゃんからのケーキもなかったなぁ。
 やっぱり忙しかったのかな。
 
「……寝よっと」

 ちょっぴり寂しさを感じながら、諦めて電気を消そうとすると、部屋の扉がノックされた。
 
「祥子〜。圭樹くん、来てるけど……」