アルブレヒトは、やはり壊れたままなのだ。 少しのきっかけで、こんなにも目の前が暗くなる。 今のアルブレヒトにとって、シャルロットだけがまばゆい存在だった。 シャルロットにとって不幸なことに、シャルロットがいないと、自分は息も出来ないのだった。 ◆◆◆