えっと、これは…?

えっと、何…??


「なーんちゃって」

離れた崎本先生がくすっと私の顔を見て笑ってた。

「じゃ、掃除がんばれ!俺は職員室ですることあるから」

「……。」

崎本先生がすくっと立ち上がってこの場から去っていく、でも私の頭では何が起きたのかよくわからなくて…

立ち上がることができない。


今、何が起きたの?

何をされたの…


でも唇には忘れられない感触が残って。


指で確かめる、さっき起こったことを思い出しながら。



私、今崎本先生とー…!?