好かれとんな。

"黒豹"の姫は。



そして姫たるチビ子も体を張って仲間を守るとは、たいしたもんや。



ライバルやが、中々の好印象!!



仲間はうちらにとって何よりも大事なもんや。



この話を聞いて、さらにチビ子に会いたくなった。



だから、助ける。



「うちを甘っちょろい"黒豹"の奴等と一緒にしたら、あかんで?」



女だから、女をボコる。

当たり前やんな。


つか、コイツは気に入らん。


ホンマ。



「あたしはっっ!!あたしは悪くなっ……ひっっ」



片手で、女の首を掴む。



「さぁ、始めるで。喋るなら今のうちや」



うちは、真っ青になって顔を激しく振り拒絶する女に、にっこり笑いかけた。