お母さんとお父さんと私で、5秒くらいでたどり着く隣のお家まで来た。
私がどんな人か楽しみにしていると…
「紗奈、隣のお家にはね、紗奈と同じ年の子がいるんだよ」
 私は、お母さんが言った言葉にとても嬉しくなった!
 だって、これから長い付き合いになる人が同じ学年なんだよねっ!嬉しいっ!
 そんなこんなににしてるうちに、お隣さんまで来てた。

 お母さんがインターホンを押すと……
「は〜い!今行きま〜す」

と、元気そうな女の人の声がした。
 私は、同い年の子は女の子なんだっ!
ととても嬉しく感じていると…
 勢いよく扉が開き、出てきたのは同い年の女の子ではなく…大人の女の人だった
「こんにちは〜」
 元気よく挨拶をするこの人

「へっ?……」
私、てっきり同い年かと思ってた…
「私、海菜 やよ って言いまーす」
お母さんが、相手していると…
「うちの息子も紹介しますね〜」

へ?·····嘘でしょ 同い年の子が男の子だなんて……

色々なことに衝撃を受けながら苦笑いを浮かべる


 しかし、思い知ることになる·····この時も衝撃を受けたけど、この時はまだまだ序の口だったことに
「あれ?おまえ…さっきの」