早速注文して、私達はふぅ〜と椅子の背もたれにもたれかかった。
「そういえばせーちゃん、今日1日中放課になるたびに他クラスから見られてたね。浮島 瀬那の隣は誰だ!?って」
「ね〜。あれ、結構疲れるんだよね」
……そう。今日の朝、私達のクラスが席替えをしたことがすぐに他クラスに伝わって、放課になるたびに他クラスの女子がクラスを覗きに来たんだ。
誰が青藍の隣になったのかって。
おかげでこっちは見られるわ話しかけられるわで、すごく疲れた。
特に私は見られるのが大嫌いだから本当に疲れた。
そんな事を話していると。
「おまたせしました〜。超スーパーストロベリーパフェと、極厚3段パンケーキで〜す!」
トン、トン。と、店員さんが私達の前にお皿を置いてくれた。
「わぁ〜〜!美味しそう〜〜!」
「だねっ!」
カシャカシャとパフェの写真を撮る柚葉ちゃん。
っていうか……。
「柚葉ちゃんのパフェ、おっきい!!」
なんというか、写真より大きく見える!
それに、盛付けがすごくかわいい!
「せーちゃんのパンケーキも、すごく美味しそうだね!」
「だねっ!すごく美味しそう!」
そうして、私達は数時間お喋りをしながらカフェを満喫したのだった。
「あ〜楽しかった!また来ようね、せーちゃん!」
「うん!」