…来てしまった
この時が…告白する時が…

ざっ、ざっ、ざっ、

き…きた!
 「おはよ まい」
「ぉぉぉおはようございます」
変だったかな?
るいくんが目を見開いてる…

 よし…覚悟を決めよう…

 「今日はね、話があって」

あれ?るいくんの顔がこわばったような…
気のせいかな?

「わ、私」
この言葉を言ったら、これまでの関係が無くなるかもしれない。
 けど、もう私は……
「るいくんのことが…」
「待って」

……なんで止めるの?
なんで言わせてくれないの?
「俺から、言わせて」

…何を?
頭が真っ白の私に届いた言葉は
「俺、まいのことが恋愛的な意味で好きだ」

…好き?…
恋愛的な意味で?
ほんとに?
私の中から、嬉しいっていう感情がわきでてくる

「私もっ!」

気づいたらこの言葉がこぼれていた。

「えっ、ほんとに?」

なのに、困惑した声が聞こえる
「俺、振られると思ってたから」
「ふ、振らないよ」

ぎゅっと抱きしめられた

「大好きだ」
顔がぼっと真っ赤に染まる
「ふっ、顔真っ赤」
「いじわるー」

「ごめんごめん。 あぁー夢みたい
まいが彼女になったなんて」

彼女っていう言葉に付き合ったことが実感させられて
 ついつい顔が赤くなっちゃう
「かーわいい」
 ぼっ
「ふふ」