この気持ちの名前が分かったからかな
スッキリした!優斗くんにも今度お礼言わなきゃ!

 さて…
こっ…告白は、
んーどうしよう

 家に帰ってきてからずっと考えてるよね

もう、寝ようかな
寝たらいい案が思い浮かぶかも

 


 ……思い浮かばない……
どうしよう
告白はするけど、 どうやってすればいいのかとか
……
あっ!そうだ
沙耶香に相談しよう!
電話しようかな。あっ、でも、今日は、学校休みだし、
 どこかに、遊びに行けるかな?
聞いてみよう

「沙耶香、明日ショッピングモールとか行かない?相談したいことあるんだけど」
『まいが私に相談事!?行く!行きたい!』
よかった…



「まーい」
「あっ、沙耶香」
「じゃあ、行こうか」
かわいいカフェについた

「それで、まいどうしたの?」
「えっ、と……」
なんて言えばいいのか分からない
「ふふっ、るいくんのこと?」
えっ!
「なんでわかったの?」
まだ何も言ってないのに…
すごい!
「顔に書いてある」
「るいくんのことが好きになっちゃった?」
こくこくと頷く
「やっぱりか、うんうん、お似合いじゃない?」
「告白は?もうした?」
こっ、告白
顔が赤くなるのがわかる
「ま…まだ」
「そ…その…告白の仕方を知りたくて……」
沙耶香は、納得したように頷いたあと
「なら、明日、学校あるでしょ。学校いく時、るいくんに少し早く来てもらって、告白すれば?」

 確かに…
他の人が居ないところでやりたいし…
そ……そうしよう
「そ…そうする」
「頑張れ」

その後も、沙耶香との楽しいショッピング時間を満喫した後、家に帰った

 よし
るいくんにメールしよう

「明日、いつもの場所に少し早く来てくれる?」

これでよし
既読もついたし

これであんし…
ピロンッ

ひゃっ
びっ、びっくりした
メールだ
あっ! るいくんからだ
 「了解」
返事短い… でも、いつも通りで安心した

 あぁ、明日振られるんだろうな…

もう考えるのはやめよう
 寝ようかな…