あ、もしかして、私が重すぎて、疲労から来てるんじゃっ!


ごご、ごめんなさいっ


この空気がなぜか気まずくて、教室の扉を開けた。

「ことちゃーーんっ」



そう言ってこっちに向かってきて、ぎゅ〜っと抱きついてきたみーちゃん。


「えへへ、苦しいってばぁ」



「きゃぁーー!!如月サマよーー!!」


「いつもツンツンしてるけど、それがクールで素敵っ」



「如月サマって、成績もいつも次席だし、家に絶対沢山の勉強本が置いてありそうよねー」


「「うんうん!!」」


「姫も可愛すぎぃぃぃ!!」


「きゃーーー!!可愛いっ!同性の私ですら好きになっちゃうもんっ」



「今日俺、2回も見たぞ?姫‼︎」


王子は、、如月くんだけど......この騒がれ具合......

「みーちゃん、姫だったのー?!」