...........あっ!



朝のことを思い出せず、悩んでいて、やっと思い出したのだ。



そーだっ学園の姫のことで夢中で、何かに引っ掛かって、転んじゃって、意識を失っちゃったんだ。


いや、でも転んだくらいで意識失うのって、どうなのって私は思いますけど...


そんなこんなを考えていたら、遠くから


「ことちゃぁぁぁんーー!!」

という声がした。



そしてそのままぎゅぅ〜と抱きつかれた。



「もぉー!ことちゃんっ!心配したんだからぁ!」


そう言って抱きついてきているこの子は、
安曇美里(いずみみり)

私の大好きな親友だっ。


「えへへ、ごめんね、みーちゃん」


美里だからみーちゃんっ!