私のこと好きになることなんかないって。



わかってるけどなんかいい気はしない。



まぁ渚くんには私みたいな冴えない女子よりもっと可愛くてふわふわしてるような子がお似合いだ。



間違いない。



「夜ご飯だ」



「うん」



うん、と答えた声はあまりにも小さくて部屋の中に消えていってしまう。



なんだかすごく気まずくなっちゃった。



さらに、夜にお風呂上がりの渚くんが上半身何も着ずに出てくるもんだから。