「と、隣でごめんね」



渚くんに言い返しても無駄だということは昨日からなんとなく察していたのでとりあえず謝っておこう。



「ほんとだよバカ」



なぜか渚くんはムッとしていた。



この人との同居っていつまで続くのかな。



出来れば今日までがいいんですけど。



渚くんは重そうなリュックを置いて中から色々と取り出した。



そして私に頼み事をしてくる。



「玲衣。これ捨てといてくんない?」