寿命、今日かもしれないよ。



渚くんは、立ち尽くしてる私なんて気にせずに新居の中に行ってしまった。



私もずっとここに立ってる訳にはいかないよね。



この現実を受け止められる気はしないけどまぁやれるだけやってみるとするか。



切り替え、切り替え。



新居に入って手を洗い、やることもないので早速ダンボールの開封を始める。



どれか自分のダンボールかな、と探していた時だった。