渚くんが私の名前を聞いて男の子だと思ってたのもおかしくない。



っていうか私も渚くんのこと女の子だと思ってたし。



「俺、女と同居とか無理だから」



キッパリとそう言い切る渚くん。



学校でみた彼とは思えないその性格にびっくりする。



「いや、もう契約しちゃったから。頑張れ」



渚くんのお母さんは渚くんにウィンクする。



って、私も渚くんと同居とかできる自信ないんだけど。