雨ふらしの公女は花の王子と恋をする

ファンタジー

朝/著
雨ふらしの公女は花の王子と恋をする
作品番号
1731259
最終更新
2024/08/17
総文字数
22,887
ページ数
23ページ
ステータス
未完結
PV数
303
いいね数
0
 フローラ王国東区の公女ウララ・エングーは、「自分が外に出ると雨を降らせてしまう」という「呪い」のせいで、家族から虐げられてきた。

 ウララが住むフローラ王国は、十年に一度、決まって災厄が訪れる国であった。その災厄の時期が二年後に迫り、フローラ王国の王子であり、中央区の代表であるエーデル・フローラが先頭に立って、各国から一名ずつ「呪い」持ちの代表を選出することに。この代表者は災厄を前に頻繁に起こる事件や災害を解決するために召集されるとされているが、じつのところ、災厄の前日に龍神に捧げられる生贄の候補者であった。

 同じ時期に、ウララはなぜかエーデルから婚約話を持ちかけられる。エーデルとはもちろん会ったことがないが、相手は王子。呪いのせいで外には出たくなかったものの、断ることもできずにウララは婚約を受けることにした。噂によるとエーデルも「呪い」持ち。どうせ自分が生贄に選ばれたときの身代わりであろうとウララは考えていた。

 しかし、いざ対面したエーデルは優しい面差しでウララを歓迎して――

 これは、虐げられてきた呪いの娘が、愛する者を見つけ、自らの足で歩くまでの物語。

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