今朝の約束を果たす為
私は放課後の教室で
部活帰りの大和を待ってた。
「…まだかな。早く大和にガムテープで
縛って欲しい…。」
こんな焦ったいって思うのは
私がドMだからなんだと思う。
「…おい、詩子。お前何してんだ?」
私は我に返って
「何でもないよ!?…って大智!?
どうしてここに来たの?」
彼は大和の双子の弟。宮坂大智。
兄とはまた違う性格だ。
「…兄貴に呼び出されたんだよ…!」
「…え?またそのパターンなの!?」
…大和、また約束守ってくれなかった…。
何で約束した本人の大和が来なくて
いつも大智を呼ぶんだろう…。
私が分かりやすいのかしゅんとしていると
大智が
「…詩子。いつも兄貴とここでどんな事を
する約束をしてんだ?」
といつもは言わない事を言うではないか。
私は何も後ろめたい事をしてないのに
何となく申し訳ない気持ちになりつつ
「…言ったら大智は、"それ"を
してくれるの?」
と尋ねてみると
「…はぁ!?なんで俺が兄貴の代わりに
しなきゃいけねーんだよ!?」
予想はしてたけど…やっぱりそう来るよね。
「…うん、知ってる。大智は大智だもんね。
…ごめんなさい。
大和の代わりを頼もうとして。」
私は頭を下げ、大智に謝罪をする。
だけど大智は…ため息混じりに
「…いいよ。一つだけなら何でも
してやる。別に兄貴の代わりが
嫌だとかじゃねーから。」
…ん?じゃあ何でさっき
大和の代わりをしなきゃいけねーんだよ!?
って言ったの!?
…やっぱり大智の考えてる事は
理解出来ないや。
だけど一つだけ分かることがある。
こういう時の大智は優しくて
何か考えがあるから
言ってるんだよね。
「…分かったよ。じゃあ大和が
しようとした事をして貰おうかな。
私の手首をガムテープで縛って下さい。」
私は満面の笑みで大智にお願いをした。
私は放課後の教室で
部活帰りの大和を待ってた。
「…まだかな。早く大和にガムテープで
縛って欲しい…。」
こんな焦ったいって思うのは
私がドMだからなんだと思う。
「…おい、詩子。お前何してんだ?」
私は我に返って
「何でもないよ!?…って大智!?
どうしてここに来たの?」
彼は大和の双子の弟。宮坂大智。
兄とはまた違う性格だ。
「…兄貴に呼び出されたんだよ…!」
「…え?またそのパターンなの!?」
…大和、また約束守ってくれなかった…。
何で約束した本人の大和が来なくて
いつも大智を呼ぶんだろう…。
私が分かりやすいのかしゅんとしていると
大智が
「…詩子。いつも兄貴とここでどんな事を
する約束をしてんだ?」
といつもは言わない事を言うではないか。
私は何も後ろめたい事をしてないのに
何となく申し訳ない気持ちになりつつ
「…言ったら大智は、"それ"を
してくれるの?」
と尋ねてみると
「…はぁ!?なんで俺が兄貴の代わりに
しなきゃいけねーんだよ!?」
予想はしてたけど…やっぱりそう来るよね。
「…うん、知ってる。大智は大智だもんね。
…ごめんなさい。
大和の代わりを頼もうとして。」
私は頭を下げ、大智に謝罪をする。
だけど大智は…ため息混じりに
「…いいよ。一つだけなら何でも
してやる。別に兄貴の代わりが
嫌だとかじゃねーから。」
…ん?じゃあ何でさっき
大和の代わりをしなきゃいけねーんだよ!?
って言ったの!?
…やっぱり大智の考えてる事は
理解出来ないや。
だけど一つだけ分かることがある。
こういう時の大智は優しくて
何か考えがあるから
言ってるんだよね。
「…分かったよ。じゃあ大和が
しようとした事をして貰おうかな。
私の手首をガムテープで縛って下さい。」
私は満面の笑みで大智にお願いをした。