そしてまた数分して、浅倉が火を消して、僕の隣にゆっくりと腰を下ろした。 「晴人くん……」 「んだよ」 「俺さ、河原さんに結婚を前提にお付き合いしようと思ってるんだ」 「……で?」 「良いと思う……?」 「いや、良いわけないだろ。真央ちゃんには僕しか無理だし」 「あはは、晴人くんは河原さんが大好きなんだね」