なぜかドキドキしてしまって下を向いていると



「おまたせー!」



とパンの袋を持った陽那ちゃん達が帰ってきた。



ナイスタイミング!



そのままいつもお昼を食べているテラスに向かう。



「いただきまーす」



お昼を食べ始めるとここぞとばかりに



「話を聞かせてもらいますよー」



と私に視線が集中する。



や、やめてほしい。



「大神くんとはほんとに何もないから!付き合ってもないし!」



みんなにちゃんと説明したけどみんなきゃーきゃー言い始めて



「ほんとー?」



「いいわけはよくないよーふたばー」



と全く信じてくれない。