「ちげーよ」とか「こんな女好きになるわけない」とかもっときつい言葉がくることを想定していたので安心してしまった。




本当に、学校モードの大神くんはあなどれない。



油断しちゃダメなんだよね・・・




「そこは好きっていーなよー!」



「黙れ」



私としては少し気まずい会話が交わされていて肩身が狭い。



大神くんが私なんか好きなわけないのに。



なんか大神くんに申しわけない。



「大神も早く彼女つくりなよ〜」



彼女はさらに愉快そうに笑いながら大神くんにそう言う。