「うわぁー」



私がダメージを受けている間に大神くんが1位の座を奪う。



私がアイテムにぶつかっているのをみて大神くんはツボに入ったらしくずっとクスクスと笑っていた。



ラストスパートで何度も追い抜こうと試みたけど、抜けそうで抜けない。



「うぅー」



結局、追い抜けないままレースが終了してしまった。



く、悔しすぎる・・・



悔しがっている私を見てふふんと誇らしげな顔をしてくる大神くん。



このゲーム、負けたことないのに!