「えっ!瞬くんじゃない?」



のんびりと歩いているとどこからか黄色い声があがった。



瞬くんというのは、大神くんの下の名前だ。



声の先をたどるとそこには同じ制服を着た女の子2人組。



うわぁ、完全に油断してた。



アンテナを張ってたのは、学校の周辺だけだった。



まさかこんな学校から離れたところで会うとは。



大神くんが相合傘して女と歩いてた、みたいな感じで噂になったらどうしよう・・・。



やばいやばい。