でも、珍しい佐野くんのキツイ言葉にも瞬くんはビクともしなかった。



「俺も迷惑なんだけど」



瞬くんの鋭い目が佐野くんを睨む。



怖いよっ・・・!!



今すぐにでもここから逃げ出したい。



どこか遠いところに避難したいです私。



「お前、何しに来たんだよ」



瞬くんに反発されるとは思ってもいなかったのか佐野くんは瞬くんにそう問いかける。



そ、それはほんとそう。



見て見ぬふりしてくれたらいいのに。