ど、どうしたんだろう。



なにか私に用かななんて思ったけどそうじゃないみたいで瞬くんはこっちにきて私が料理するところをじーっと見ていた。



そ、そんなに見られたらハンバーグ作るだけなのにすごい緊張しちゃうじゃん!



なんかすごいドキドキしちゃう。



「もーすぐできる?」



瞬くんは少しだけ目を輝かせてる。



珍しい、瞬くんが目を輝かせるとか猫くらいだったのに。



「うん、そろそろだよ」



にっこりとそう返すと瞬くんはやけに嬉しそうだった。