私のただでさえ弱いメンタルをズタボロにしないでください。



怖すぎて目を合わせないようにしてると彼の手に私のノートが握られてることに気づいた。



私の言いたいこと分かってるくせに。



「の、ノートのことほんとごめんなさいっ!!」



誠心誠意謝ると大神くんは顔色ひとつ変えずに



「はい」



とぶっきらぼうに私のノートを差し出してきた。



私も大神くんにノートを渡す。



ギラッとした視線に倒れそうだったけどこれだけ聞いておきたいと思って



「あの、猫好きなんですか・・・?」



質問してみた。