「ご、ごめんなさい。私もう行かなきゃ・・・」



掴まれた手を振り払い、避けようとしたもののそれは出来なかった。



男の子たちの方が断然力が強いんだから、この人たちから逃げることは無理だと悟る。



ど、どうしよう・・・!!



ついていくしかない?



でもそしたら何されるかなんてわかんない。



涙が出てきそうだった。



「そんな顔しないでよ。そんなやばいことしないさ〜」



なのに、男の子たちは私の顔を覗き込んで、ニヤニヤと喋ってる。