それに、声もギリギリ聞こえる。



2人の様子をじっと見てみるとその女の子はD組の子だった。



たまにクラスわけがある授業で一緒になる時可愛いなぁと密かに思ってた子だった。



同じクラスの2人。



私も瞬くんと同じクラスがよかった。



「あのさ、ずっと大神くんのこと・・・」



聞こえてきた声に耳が痛くなりそうだった。



告白、するんだ。



私にはない勇気、あの子はもってる。



女の子の言葉を待つように瞬くんは、女の子のことをじっとみてる。



女の子のことちゃんとみる瞬くん・・・初めて見た。