頑張って他愛のない会話をしようと試みたけどそれがなかなか難しい。



瞬くんは、私に質問してくれたり話題を振ってくれたりしたのに私がテンパりすぎて会話が続かない。



そうして頑張っているうちに、もう猫カフェは見えていた。




ビルの2階で、いかにも穴場といった場所。



ここなら、同じ学校の人や知り合いにも見られずに猫と戯れることができそう。



エレベーターで2階に上がって、受付をする。