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テストは案外簡単だった。みんなにとってはどうかわからないけど。

そしてお昼になった。
いつもなら4人で机くっつけて食べる所を今日は食堂で食べる。
「梨沙!」
「涼太!お待たせ」
涼太は先に来ていた。
「じゃあ食べよっか」
「うん」
向かい合って食べる。食堂には1年生から3年生までいるのと、先生方の姿もあった。
「わ、やば、大島先生がいる!」
「大島先生?あ、本当だ」
こちらを見ている。
「恥ずかしー!」
「大丈夫だよ、梨沙」
「うん」
「そういえばテストどうだった?」
「あー、できたよ」
「本当?俺はダメダメだったよー」
おかずを頬張りながら言う涼太。
「今度勉強教えてあげるよ」
「本当!?」
「うん!」
「じゃあうちに来て教えてよ」
「いいよ」
梨沙もおかずを頬張る。
「ねえ、ゴールデンウィークさ、鉄道写真撮りに行ったあとにデートしない?2人で」
「うん!場所はどこにしようか?」
「梨沙に任せるよ」
「んー、じゃあ秦野に来る?イオンとかもあるし」
「おー、いいね!わかった、じゃあ秦野にする」
「じゃあ決まり!」
そう言ったとき予鈴がなった。 
「また一緒に食べようね!」
「うん!」
2人はそれぞれのクラスへと戻った。