冷蔵庫を開けて中の食材を確認する。
っていうかまだ朝ごはん食べたばかりなのに、考えるの早すぎるかな?
途中、お昼に私のご飯を作りに真柴さんがやって来たのでこれからは私が作る旨を伝えた。
「マジっすか! 超助かるっす!」
早いとこ代わりの人探す、って言ってたけど新しい人を入れるのは真柴さんぐらい結くんの近くにいられるポジションなだけあってやっぱり組からすると相当警戒するみたい。
組の先頭に立つ人はいつ身の危険があるか分からない。私だって最初それで疑われていたのを思い出す。
結局そんなこんなで夜ご飯の支度に取り掛かったのは16時過ぎのこと。冷蔵庫とも相談して色々考えた挙句、そぼろ丼を作ることにした。
「ただいま」
「あっ、おかえりなさい…っ」
ちょうど火を切ったところで、結くんが帰宅。
出来上がったものを急いでテーブルに運ぶ。
「これ、小桃が作ったのか」
真ん中で3色に分かれたそぼろ丼。結くんの視線がそれを捉えると無性に緊張が走った。
「はい…、お口に合うか分かりませんけど…、あの…不安だったら私、毒味とかしますので────」
っていうかまだ朝ごはん食べたばかりなのに、考えるの早すぎるかな?
途中、お昼に私のご飯を作りに真柴さんがやって来たのでこれからは私が作る旨を伝えた。
「マジっすか! 超助かるっす!」
早いとこ代わりの人探す、って言ってたけど新しい人を入れるのは真柴さんぐらい結くんの近くにいられるポジションなだけあってやっぱり組からすると相当警戒するみたい。
組の先頭に立つ人はいつ身の危険があるか分からない。私だって最初それで疑われていたのを思い出す。
結局そんなこんなで夜ご飯の支度に取り掛かったのは16時過ぎのこと。冷蔵庫とも相談して色々考えた挙句、そぼろ丼を作ることにした。
「ただいま」
「あっ、おかえりなさい…っ」
ちょうど火を切ったところで、結くんが帰宅。
出来上がったものを急いでテーブルに運ぶ。
「これ、小桃が作ったのか」
真ん中で3色に分かれたそぼろ丼。結くんの視線がそれを捉えると無性に緊張が走った。
「はい…、お口に合うか分かりませんけど…、あの…不安だったら私、毒味とかしますので────」