…あれ、ここはどこ…?そういえば私、あの後自転車に…。って私生きてる!?…よ、良かった〜!でもなんで…。あ、そうだ、先輩に助けて貰ったんだ。あれ、先輩は…?そしてここはどこ?壁は白色、周りを見回しても私の部屋では無い。1人であたふたしていると、ドアがガチャッと開いた。
「おー、気がついたか」
「はい、あの…。私あの後…」
「あ〜、あの後お前気絶したんだよ」
え、えー!!気絶!?キャー、恥ずかしいことしちゃったよ。てか私すっごい迷惑かけたんじゃ…?
「あ、あのっ!ほんっとにごめんなさいっ!」
「いや、いーって。しょうがないだろ、ひかれそうになったんだし」
「で…でも」
って今何時!?私はスマホを開いた。…ッげ!12時!?って私先輩のベットに…。
「す、すみません!私がいたから寝れなかったんですよね、ほんとにごめんなさい!」
「って朱里、お前謝りすぎ」
先輩はぷはっと笑った。…先輩の笑った顔初めて見た。そ、それに私の事朱里って…。て、そこじゃなくて!
「あの、私帰ります!すみません、お礼は明日とかでも良いですか?」
「は?お前このまま帰るつもりか?」
…え?
「もう周りは暗いしそれに体調も悪いだろ」
そういえば頭が痛いような…。で、でもすっごい迷惑だし!
「大丈夫ですっ!では帰ります!」
私は思いっきりベットから飛び降りた。すると、頭がズキリと痛み、めまいがした。そのおかげで体がふらっと倒れそうになった。が、先輩が支えてくれた。
「おっと、だから言っただろ。もう、お前は今日泊まれ」
え、えー!?泊まる!?そんなの先輩にメリットないじゃん!
「いえいえ、そんな迷惑かけられませんっ!」
すると先輩ははぁー、と大きなため息をつき、「じゃあ決まりな」と言って部屋から出て行ってしまった。な、なんて強引な…。でも多分私を気遣ってくれたんだろうな。私は改めてそう思い、心がまたジーンとした。…どうしよう、私はこれから何をすれば…。そう思っているとまたドアが開いた。
「ココア持ってきたけど飲むか?」
「あ、ありがとう。そういえば親とか大丈夫なの?」
「あ〜、うち親いないんだ」
え!?親が居ない!?
「あー、死んでるって意味じゃなくて、親父は単身赴任で母さんは今叔母さんの看病で遠いとこ行ってる」
「叔母さん?病気なの?」
「んー、元々体が弱いしな。だから親がいないのはしょっちゅう」
…そうなんだ。大変なんだね。
「よーし、お前腹減ってないか?」
…そういえばお腹すいてるかも。でもご馳走になるなんて無理だし…。コンビニで買ってこようかな。
「あの私はコンビニに…」
言い終わらないうちに彼は隣にあるビニールを差し出した。
「これ、俺買っといたから食べな」
…え、これ先輩が買ったの?…そんな、私迷惑かけてばっかじゃん。
「…すみません、ありがとうございます。後でお金払います」
「いいって。早く食べな」
そしてそれからお風呂も借りてしまった。なんて優しい人なんだろう。
「先輩、お風呂ありがとうございました。ってやっぱ服ぶかぶかだな」
私は着替えがなかったので先輩の服を借りた。でもすっごくぶかぶかで縛らないと無理なんだ。
「あの、私はソファーで寝るので先輩はベットに…」
「何言ってんだよベットで寝ろよ」
えー、そんなの有り得ないです!私の家じゃないのに…。
「ほんとに遠慮すんなって。じゃあおやすみ」
ま、また強引に…。私は渋々頷いて、…おやすみなさい、と呟いた。そして私は深い眠りに着いたのだった。
「おー、気がついたか」
「はい、あの…。私あの後…」
「あ〜、あの後お前気絶したんだよ」
え、えー!!気絶!?キャー、恥ずかしいことしちゃったよ。てか私すっごい迷惑かけたんじゃ…?
「あ、あのっ!ほんっとにごめんなさいっ!」
「いや、いーって。しょうがないだろ、ひかれそうになったんだし」
「で…でも」
って今何時!?私はスマホを開いた。…ッげ!12時!?って私先輩のベットに…。
「す、すみません!私がいたから寝れなかったんですよね、ほんとにごめんなさい!」
「って朱里、お前謝りすぎ」
先輩はぷはっと笑った。…先輩の笑った顔初めて見た。そ、それに私の事朱里って…。て、そこじゃなくて!
「あの、私帰ります!すみません、お礼は明日とかでも良いですか?」
「は?お前このまま帰るつもりか?」
…え?
「もう周りは暗いしそれに体調も悪いだろ」
そういえば頭が痛いような…。で、でもすっごい迷惑だし!
「大丈夫ですっ!では帰ります!」
私は思いっきりベットから飛び降りた。すると、頭がズキリと痛み、めまいがした。そのおかげで体がふらっと倒れそうになった。が、先輩が支えてくれた。
「おっと、だから言っただろ。もう、お前は今日泊まれ」
え、えー!?泊まる!?そんなの先輩にメリットないじゃん!
「いえいえ、そんな迷惑かけられませんっ!」
すると先輩ははぁー、と大きなため息をつき、「じゃあ決まりな」と言って部屋から出て行ってしまった。な、なんて強引な…。でも多分私を気遣ってくれたんだろうな。私は改めてそう思い、心がまたジーンとした。…どうしよう、私はこれから何をすれば…。そう思っているとまたドアが開いた。
「ココア持ってきたけど飲むか?」
「あ、ありがとう。そういえば親とか大丈夫なの?」
「あ〜、うち親いないんだ」
え!?親が居ない!?
「あー、死んでるって意味じゃなくて、親父は単身赴任で母さんは今叔母さんの看病で遠いとこ行ってる」
「叔母さん?病気なの?」
「んー、元々体が弱いしな。だから親がいないのはしょっちゅう」
…そうなんだ。大変なんだね。
「よーし、お前腹減ってないか?」
…そういえばお腹すいてるかも。でもご馳走になるなんて無理だし…。コンビニで買ってこようかな。
「あの私はコンビニに…」
言い終わらないうちに彼は隣にあるビニールを差し出した。
「これ、俺買っといたから食べな」
…え、これ先輩が買ったの?…そんな、私迷惑かけてばっかじゃん。
「…すみません、ありがとうございます。後でお金払います」
「いいって。早く食べな」
そしてそれからお風呂も借りてしまった。なんて優しい人なんだろう。
「先輩、お風呂ありがとうございました。ってやっぱ服ぶかぶかだな」
私は着替えがなかったので先輩の服を借りた。でもすっごくぶかぶかで縛らないと無理なんだ。
「あの、私はソファーで寝るので先輩はベットに…」
「何言ってんだよベットで寝ろよ」
えー、そんなの有り得ないです!私の家じゃないのに…。
「ほんとに遠慮すんなって。じゃあおやすみ」
ま、また強引に…。私は渋々頷いて、…おやすみなさい、と呟いた。そして私は深い眠りに着いたのだった。