「あ、頂きます」
「どうぞー 」
私はワクワクしながらスプーンを持ち、1番上にある大きないちごを一口でパクッと口の中に入れた。ん〜!甘ぁい!これすごく美味しい!感激っ!
「お前美味そうに食べるな」
「だって美味しいんだもん!」
ってそういう暁くんも美味しそうに食べてるじゃん!そう、彼もさっきからニコニコしてパフェを口にしていたのだ。こうして2人でパフェを食べ終わると、あたりはすっかり暗くなっていたので、暁くんに送って貰うことになった。
「ねぇ、いいの?私一人でも大丈夫だよ」
「ダメだろ、周り暗いし」
結構優しいとこあるんだ。改めて知った彼の優しさに少しだけ心がキュンとした。
「そいやお前何年?」
「私は二年です」
「へー、年下か」
「ってことは三年生ですか?」
…知ってたけど。三年生ですよね、なんて聞いたらなんか誤解されそうだからそれは言わない。
「あぁ」
「先輩って猫好きだったんですね」
「もうその話はしないでくれ」
「ふふっ、猫、私も好きです」
「お前は女だからな」
ん?猫と女って関係ある?
「どういう意味ですか?」
「は?だから男の俺が猫好きなんて気持ち悪いだろ」
「気持ち悪くなんかないですよ」
「…」
「だって好き嫌いで男女なんて関係ないじゃないですか。私だってもし自分が男でも猫は好きですし、可愛いものは可愛いんです。少なくとも私はそう思います」
「…本当か?」
「はい、私は先輩が気持ち悪いなんて思いません!」
…もしかして気持ち悪いとか気にして学校には秘密にしてるのかな。だとしたら私は全体に隠し通さなきゃ。…てなんか私ボディーガードみたいじゃん。しばらく沈黙が続いたあと、先輩が静かに「あっそ」と言って足を速めてしまった。…どうしたんだろう。もしかして私なんかやばいこと言っちゃった!?ってあれ、なんか先輩の耳が赤いような…。私は先輩の異変に疑問を持ったけど、赤く見えるのは周りが暗くてそう見えるだけと解釈して彼の後を追った。
「どうぞー 」
私はワクワクしながらスプーンを持ち、1番上にある大きないちごを一口でパクッと口の中に入れた。ん〜!甘ぁい!これすごく美味しい!感激っ!
「お前美味そうに食べるな」
「だって美味しいんだもん!」
ってそういう暁くんも美味しそうに食べてるじゃん!そう、彼もさっきからニコニコしてパフェを口にしていたのだ。こうして2人でパフェを食べ終わると、あたりはすっかり暗くなっていたので、暁くんに送って貰うことになった。
「ねぇ、いいの?私一人でも大丈夫だよ」
「ダメだろ、周り暗いし」
結構優しいとこあるんだ。改めて知った彼の優しさに少しだけ心がキュンとした。
「そいやお前何年?」
「私は二年です」
「へー、年下か」
「ってことは三年生ですか?」
…知ってたけど。三年生ですよね、なんて聞いたらなんか誤解されそうだからそれは言わない。
「あぁ」
「先輩って猫好きだったんですね」
「もうその話はしないでくれ」
「ふふっ、猫、私も好きです」
「お前は女だからな」
ん?猫と女って関係ある?
「どういう意味ですか?」
「は?だから男の俺が猫好きなんて気持ち悪いだろ」
「気持ち悪くなんかないですよ」
「…」
「だって好き嫌いで男女なんて関係ないじゃないですか。私だってもし自分が男でも猫は好きですし、可愛いものは可愛いんです。少なくとも私はそう思います」
「…本当か?」
「はい、私は先輩が気持ち悪いなんて思いません!」
…もしかして気持ち悪いとか気にして学校には秘密にしてるのかな。だとしたら私は全体に隠し通さなきゃ。…てなんか私ボディーガードみたいじゃん。しばらく沈黙が続いたあと、先輩が静かに「あっそ」と言って足を速めてしまった。…どうしたんだろう。もしかして私なんかやばいこと言っちゃった!?ってあれ、なんか先輩の耳が赤いような…。私は先輩の異変に疑問を持ったけど、赤く見えるのは周りが暗くてそう見えるだけと解釈して彼の後を追った。