好きと気づいてから1週間、帰りは先輩と帰るようになっていた。千紗はバイトで一緒に帰ることが少なくて、危ないということで家まで送ってもらっている。…なんでそこまでしてくれるんだろう。いつも疑問で仕方なかった。そして私はあの雨の日、好きだと気づいた日から私は先輩の顔を見れなくなってしまった。…恥ずかしすぎて。…恋ってこんな感じなんだ。
「ねー、最近さ、俺の事避けてる?」
ビクッ!
「あー、やっぱり避けてるんだ」
…私バレやすいのかな?
「さ、避けてないですよ、いつも通りです!」
「いや、嘘つかなくていいよ。でも避けられるのは良い気がしないなぁ」
「す、すみません…」
「避けられてる理由は?」
「い、言えません…」
先輩が好きだからですっ!なんて本人に言えるわけないじゃん!?
「ねー、最近さ、俺の事避けてる?」
ビクッ!
「あー、やっぱり避けてるんだ」
…私バレやすいのかな?
「さ、避けてないですよ、いつも通りです!」
「いや、嘘つかなくていいよ。でも避けられるのは良い気がしないなぁ」
「す、すみません…」
「避けられてる理由は?」
「い、言えません…」
先輩が好きだからですっ!なんて本人に言えるわけないじゃん!?