ぎゅっと優衣の大きな手と繋がれた。 手のひらから全身に熱さが伝わるのがわかる。 顔をりんごみたいに真っ赤にする私をからかうようにわたしの指に優衣の指が絡まった。 慌てふためく私と違って優衣は余裕そうにニヤリと笑う。 「白い肌に赤が映えてきれい」 「えっ、、」 自分でも顔がより一層赤くなるのがわかる。 優衣、そんな甘い言葉……… 囁かないでよ……