会えなかった時間を埋めるため、
前よりも増して近い距離。

拒絶反応は無かった。
碧央の真実が見えて安堵した。

「俺、結愛が1番良いって会った時から思ってた。
 顔も全部。体の相性も」

「一言、余計!」

結愛は碧央の頬をパチンと軽く叩く。
愛のむちが嬉しかったりする。

校門前、碧央は結愛を熱く抱擁した。