存在感だけはアピールできたと
碧央は結愛に近づくことを避けるようになった。
嫌いになったわけではない。
自然の流れという体の意識した行動だ。

結愛は碧央の態度にだんだんといら立ちを覚えた。

碧央が無意識のうちに結愛の中で存在しなくてはいけない人になってた。

この胸のモヤモヤする感覚は何だろう。