* 恋なんていらない。 もういーやって、 そう思ってたのに──。 『璃子ちゃん』 蜜みたいに甘い声が、 太陽みたいに眩しい笑顔が、 いつしかあたしの心をいっぱいにしてたんだ。 気づかぬふりなんてもう、できないくらいに。 だけど、この想いは──……。