いつものように部屋でたっちゃんにメールしていた。

『ご飯だってぞ。何回よばせんだよ!』わたしの兄:亮也。


亮也とは本当の友達のように何でも話せる仲で、恋愛に関しては亮也にアドバイスをもらっている。


『わかってるー』


『お前さあ、部屋にいるとき多いけどまた彼氏でもできたのか〜?』


『亮なにいっての!ウチにできるわけないから』


『まず、飯食いに行こっ』

テーブルの上には煮物ばかりだった。夕飯はいつもおばあちゃんの手料理★


『いただきま〜す』


『お前、調子こぐなよ』


『うっさいから』


『シンも亮也もご飯のときくらい黙って食べなさいよ〜』とおばあちゃんは笑っている。

両親は帰りが遅いためいつも3人。


『ごちそうさまでした』


それを真似して亮也も


『ごちそうさまでした〜』


ノリが良すぎる兄だ。


『ただいまー』母の美穂子が帰ってきた。


『お帰り。お母さん』


『シン〜お父さん帰ってきたら買い物に行くけど行きたい?』


『うーん..行こっかなあ』

『何か欲しいものでもあるの?』


『またオレンジジュースだろ?』父の聡も帰ってきたみたい。


『あったりまえ〜♪』


そして買い物にいった。


チリン♪たっちゃんから¨


『シン〜♪電話しよっ』


『今買い物してるから無理だよ』


チリン♪


『夜遅くは駄目?』


『何時?』


『午前2時★(笑)』


返したかったが買ったものを袋に入れるため返事ができなかった。


『遅れた〃』


チリン♪


『怒ってる?』


『怒ってないよ☆』


チリン♪


『俺すげえーシンからかうの好きだからさ!』


『何それー』


チリン♪


『うーるーたーい』


チリン♪


『たっちゃんバカ(笑)』

チリン♪


『うっせ〜お子ちゃま野郎〜』


毎日が幸せで生きる幸せを感じていた。


たっちゃん..ずるいよ。わたしの心すぐわかるもんね。