大豪邸に入るやいなや、この家のご主人、そして世界的にも有名な御神財閥の社長でもある方にあいさつをしに行った。
「お初にお目にかかります。私、新河想と申します。よろしくお願いいたします。」
「よろしく。基本的なことは、そこにいる佐藤に聞いてくれ。
あと、
君にはわが娘の世話係を頼もうと思う」
...え。
優しそうな人だったからよかったけども。
財閥の娘の世話係とか聞いてないって!
こんな俺でいいのか、?
もし仮にお嬢様を危険な目にさらしたりすれば俺は...
想像したくもない。
「俺のかわいい娘だからな。しっかり面倒をみろ」
「...承知いたしました
失礼いたします」